食物繊維が多い食品ランキングTOP20|含有量を成分表で比較

食物繊維が多い食品ランキングTOP20|含有量を成分表で比較

食物繊維が多い食品って、結局なにを食べればいいの?という疑問に、文部科学省の食品成分表データをもとに答えます。今回は可食部100gあたりの含有量で20位までランキングにまとめました。

結論から言うと、トップは豆類と海藻、きのこ。野菜より圧倒的に多いです。意外と知られてない事実なので、表でじっくり見てもらえると役立つはず。

食物繊維が多い食品ランキングTOP20(100gあたり)

文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)」を参照し、乾物も含めた含有量順に並べました。乾物は水で戻すと量が増えるので、実際の1食あたりの目安も後半で解説します。

順位 食品名 食物繊維総量(g/100g) カテゴリ
1 きくらげ(乾) 57.4 きのこ
2 ひじき(乾) 51.8 海藻
3 干ししいたけ 46.7 きのこ
4 あおさ(乾) 29.1 海藻
5 切り干し大根(乾) 21.3 野菜
6 いんげん豆(乾) 19.6 豆類
7 あずき(乾) 17.8 豆類
8 大豆(乾) 17.1 豆類
9 そら豆(乾) 9.3 豆類
10 おから(生) 11.5 豆類
11 アーモンド(乾) 10.1 種実
12 ライ麦パン 5.6 穀物
13 納豆 6.7 豆類
14 ごぼう(ゆで) 6.1 野菜
15 モロヘイヤ(生) 5.9 野菜
16 オートミール 9.4 穀物
17 アボカド 5.6 果物
18 ブロッコリー(ゆで) 4.3 野菜
19 かぼちゃ(ゆで) 4.1 野菜
20 キウイフルーツ 2.6 果物

上位は乾物が独占しています。生の野菜100gと、乾物100gでは食べる量が違うので、ランキングを鵜呑みにせず「1食でどれくらい食べるか」も合わせて見るのがコツ。

毎日の習慣に取り入れやすい一本として、Five Point Detox も参考にしてみてください。

水溶性・不溶性食物繊維の違い

食物繊維には水に溶ける「水溶性」と、溶けない「不溶性」があります。e-ヘルスネット(厚生労働省)によると、両方をバランス良く摂ることが推奨されています。

水溶性が多い食品の代表は、海藻、こんにゃく、大麦、果物。ねばねば・とろみのある食品に多いイメージです。

不溶性が多いのは、豆類、きのこ、ごぼう、玄米など。繊維質でザラっとした食感のものに多く含まれます。

理想のバランスは不溶性2:水溶性1とされていますが、現代の食生活では水溶性が不足しがち。海藻やオートミールを意識して足すといいです。

1日の食物繊維の目標量はどれくらい?

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、成人の食物繊維の目標量を以下のように設定しています。

  • 成人男性(18〜64歳):21g以上/日
  • 成人女性(18〜64歳):18g以上/日
  • 65歳以上男性:20g以上/日
  • 65歳以上女性:17g以上/日

令和元年の国民健康・栄養調査では、日本人の平均摂取量は1日あたり約15g。男女ともに目標に届いていません。あと3〜6gをどう積み上げるかが現実的な課題になります。

カテゴリ別・効率よく食物繊維を摂れる食品

カテゴリごとに、日常で取り入れやすい食品をまとめました。「乾物100g」ではなく「1食で食べる量」での含有量目安です。

穀物

白米を玄米やもち麦に替えるだけで、1食あたり2〜3g増えます。オートミール30gなら約2.8g。朝食を変えるのが一番ラク。

豆類

納豆1パック(45g)で約3g、ゆで大豆50gで約3.4g。豆類は水溶性と不溶性のバランスも良いです。

野菜

ごぼう、ブロッコリー、かぼちゃが優秀。ただし生野菜サラダだけでは量を稼ぎにくいので、加熱して「かさ」を減らすのが現実的です。

果物

キウイ1個で約2g、アボカド半分で約3g。間食を果物にすると無理なく増やせます。

海藻・きのこ

ひじき煮の小鉢1食(乾物5g相当)で約2.6g、きのこ類は1食50gで約2g。汁物に放り込むのが楽です。

1日18〜21gを現実的に達成する献立例

目標量を達成する1日のイメージを書いておきます。

  • 朝:オートミール30g+バナナ=約3.8g
  • 昼:もち麦ごはん+ひじきの小鉢+味噌汁=約6g
  • 夜:玄米ごはん+納豆+ブロッコリーとごぼうのおかず=約8g
  • 間食:キウイ1個=約2g

合計で約19.8g。意識しないと届かないですが、主食を玄米やもち麦に替えて、汁物に海藻ときのこを入れるだけでもかなり近づきます。

毎食バランス良く、を完璧にやろうとすると続かないです。自分は朝のオートミールと、夜のもち麦ごはんだけ固定にして、あとはその日の気分で足してます。それくらいの肩の力でいいと思ってます。

食物繊維を摂るときに気をつけたいこと

食物繊維は急に増やすとお腹が張ったり、ガスが出やすくなることがあります。少しずつ増やすのが基本。

あと、水分と一緒に。特に不溶性食物繊維は水分を吸って膨らむので、水やお茶をしっかり飲みながら摂ると体への負担が少ないです。

サプリで補う選択肢もありますが、まずは食事から。豆・海藻・きのこ・全粒穀物の4つを毎日のどこかに入れる、というルールにすると組み立てやすいです。

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