抗酸化物質とは何か?食品に含まれる代表的な成分一覧
Jul 12, 2026
抗酸化物質とは?まず結論から
抗酸化物質とは、体内で発生する活性酸素の働きに関わる成分の総称。ビタミン類、ポリフェノール、カロテノイドなど、種類はかなり幅広い。
日常の食事でとれる栄養素も多く、特別なサプリだけの話ではない。野菜・果物・お茶・豆類など、身近な食品に含まれている。
ここでは代表的な抗酸化成分を、食品ごとに整理して紹介する。健康維持のための食事選びの参考にしてほしい。
毎日の習慣に取り入れやすい一本として、Five Point Detox も参考にしてみてください。
ビタミン系の抗酸化成分
ビタミンの中には、抗酸化作用の研究対象として知られている成分がいくつかある。特にビタミンC・E・Aは代表格。
ビタミンC
水溶性のビタミン。柑橘類、キウイ、ブロッコリー、パプリカ、いちごなどに多く含まれる。熱に弱く水に溶けやすいので、生で食べられる野菜や果物からとるのが手軽。
ビタミンE
脂溶性のビタミン。アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類、ひまわり油、アボカド、うなぎに多い。油と一緒にとると吸収されやすい。
β-カロテン(ビタミンA前駆体)
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、モロヘイヤなどの緑黄色野菜に豊富。体内で必要に応じてビタミンAに変換される。
ポリフェノール系の抗酸化成分
ポリフェノールは植物が持つ色素や苦味・渋味の成分で、種類は5,000以上あるといわれる。食品ごとに含まれるポリフェノールが違うのが面白いところ。
カテキン
緑茶に多く含まれる成分。特に一番茶や煎茶に豊富で、渋味のもとになっている。
アントシアニン
ブルーベリー、カシス、赤ワイン、なす、紫キャベツなどの青紫色の食品に含まれる色素成分。
イソフラボン
大豆・豆腐・納豆・味噌などの大豆製品に含まれる。日本の伝統的な食卓に自然と組み込まれている。
クロロゲン酸
コーヒー、ごぼう、なす、じゃがいもなどに含まれる。コーヒーの独特の苦味を作っている成分の一つ。
レスベラトロール
ブドウの皮、赤ワイン、ピーナッツの薄皮に含まれる。
カロテノイド系の抗酸化成分
カロテノイドは、赤・橙・黄の色素成分。野菜や果物の鮮やかな色はここから来ている。
リコピン
トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツに多い。加熱調理と油との組み合わせで吸収されやすくなる性質がある。トマトソースが理にかなっているのはこのため。
ルテイン・ゼアキサンチン
ほうれん草、ケール、ブロッコリー、卵黄などに含まれる黄色の色素。
アスタキサンチン
鮭、いくら、えび、かにの殻に含まれる赤い色素。加熱してもあまり壊れにくいのが特徴。
ミネラル・その他の成分
ビタミンやポリフェノール以外にも、注目されている成分はいくつかある。
セレン
魚介類、肉類、卵、ブラジルナッツなどに含まれるミネラル。ただしとりすぎは推奨されないので、通常の食事の範囲で。
亜鉛
牡蠣、赤身肉、レバー、チーズ、かぼちゃの種などに含まれる。
硫黄化合物
にんにく、玉ねぎ、ねぎ、にらなどのユリ科の野菜に含まれる香りのもと。アリシンなどが代表的。
食事でとるときのポイント
結論から言うと、いろいろな食品を組み合わせるのが基本。単一の成分に頼るより、色とりどりの野菜・果物・魚・豆類をまわして食べる方が現実的。
それぞれの成分は特徴が違う。水溶性のものは生で、脂溶性のものは油と一緒に、加熱に強いものは煮込みで、といった具合に調理法を使い分けるといい。
正直、毎日全部を意識するのは大変。まずは「今日の食卓に何色ある?」と眺めてみて、色数が少なければ野菜や果物を1品足す、くらいで十分だと思ってます。
まとめ
抗酸化物質と一口に言っても、ビタミン、ポリフェノール、カロテノイド、ミネラルと種類はさまざま。それぞれ含まれる食品も違う。
特定の食品に偏るより、日々の食事で幅広く取り入れる方が現実的。バランスのよい食事と適度な運動、十分な睡眠を土台に、健康維持を考えていきたい。
